秘書の仕事を9年させていただいて、思うこと。
仕事で必要だったスキルは何か?と効かれたら、
色々とありますが、
特に必要なのは「想像力」だと思います。
そしてこの想像力が磨かれるために必要だったのが、
当時夢中で取り組んでいた、「片づけ」と「改善」。
オタクの領域まで達していたこの2つが、想像力を磨くのに役立った理由について、ご紹介します。
秘書・受付に想像力は必要なわけ
私は医療事務を2年したのち、救急医のサポートをする秘書の仕事を7年、
その後レジデンスで1年受付事務、そして医学研究をするドクターの秘書仕事に約2年間、従事しました。
どの仕事もそうなのかもしれませんが、相手あっての仕事が多かったため、
捉え方によっては、いいように使われる何でも屋」
でも、自分が整っていて前向きに物事を捉えられていれば、
「あらゆることにチャレンジできる、クリエイティブな仕事」と考えられます。
私は、元々は、お手伝いが昔から好きだったことや、秘書に関しては、受付よりも自分で考えて仕事ができる職業だと思い、
転職を決めました。
初めは、何をしたらいいかわからない、教えてくれる人もいない、
言われたことをやるだけ、何もほとんどしない日もあり、充実感がない、と思うこともありました。
反対に、仕事が増えに増えてきた時は、パンクしていたことも。
100パーセント常に満たされている、ということは、実際にはなかなか難しいと思いますが。
そんな中でも、今思い返しても、自分がキラキラしていて、
一晩中、当直の先生方と一緒になって自分も自分の仕事をしていたい、と思えるくらい、
改善活動に没入していた時期があります。
その時は、普段は朝起きるのが辛い、と思っていても、
自ら早く起きて、30分くらい早く起きて、カフェで飲み物を買って優雅に出勤する。
心からの笑顔で、明るい表情と声色で挨拶をしていたのも覚えています。
想像力で、求められていることや、相手の言葉や思いの本質を見抜く
秘書や受付などの対人関係の仕事は、
正解がないことと、相手によって良いサービス(仕事)は変わります。
そこが難しくもあり、ストレスになることもあり、でも楽しくもあり。
だからこそ、「その人」は、本当は何を求めているか」という、
相手の心に寄り添って、本質(本当の願望)を見抜き、それに合わせたものを提供することが、
より良い仕事(働き)になって、喜んでいただける、と思うからです。
そこで必要なのが「想像力」。
この想像力が研ぎ澄まされて、より相手の求めるものを変えせたり、先読みできた時は、
やはり上司やサポとするスタッフ、患者さんやお客さん、他職種の反応の違いは、瞬時にわかるほどでした。
特に、少し気難しいと一部のお医者さんや高齢の方などと接した時ほど、そのことを実感しました。
想像力が磨かれる時は、自分が整っている時
その「想像力」が磨かれる時って、どういう時だと思いますか?
それは、自分が整っている時。
自分の心と体、思考と身を置く環境が整うことで、思考も整い、
余白が生まれることで、普段見えていなかったものが見えたり、気づけたり、
アイデアが浮かびやすくなります。
人と接するときにも、相手をよく見る余裕ができ、些細なことから気づきを得られたり、
相手の普段との違い。変化に気づけたり、
より求められるものに適した質問を投げかけることができたり。
それが段々とできたり、「うまくいった!」と達成感や良いフィードバックをいただけた時は、
片づけを始めて自分のデスクを整えていて、必要なものがすぐにでたり探すムダを省けていたり、
前日に早く寝て、十分に睡眠をとった状態で余裕を持って出勤した、体調の整っている時であったり、
そうして心と時間に余裕が生まれたことで、焦りや不安が減り、落ち着いて対応できたり。
とにかく、良いことしか起きなかったんです。
そしてその良いことが、連鎖していたことに、幸福感と達成感で満たされた気持ちで1日を終え、軽やかに退勤する。
その後の時間もたのしく使えていて、1日が充実する。
だからこそ、翌日も良いスタートを切れる。そんな好循環になり始めていた時期がありました。
あの時ほど、仕事が楽しいと思ったことは、ないかもしれません。
ひとり遊びのようで、誰に何を言われなくても自らイキイキと取り組んでいた。
ただ、こちら🔻に書いた通り、それに気づく方もいるようです。
秘書の仕事は、うまくいったことへの評価よりも、ミスの方が目立ちがちなのですが、
良くも悪くも、見ていただけていたんだなと思い返します。
今の自分が主体の働き方は、過去の仕事に取り組んできて見つかった
100パーセント、仕事がうまくいったわけではないし、本当に満足されていたかはわかりません。
でも、人と接する仕事をしてきて、相手を観て。どうしたら喜んでもらえるかを考え、
そのために自分にできること、どうしたらより良くなるかを考え続けてきたので、
少なからず、改善力と想像力は養われたと思っています。
そして、私は周りの数人の友人のように、オタクレベルで好きなものがないことに悩み続けていましたが、
最近になってあらためて、「改善オタク」であると気づき、心から納得しました😸笑
(一体、何人に理解していただけるやら・・・笑)
そして、
今の仕事は、私がずっと探してきた、理想の仕事であり働き方です。
その「理想の仕事を見つけた方法」については、🔻こちらに詳しく書いたので、
ぜひ読んでいただきたいです🍀
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