私が勝手に感謝していること。それは、
片づけは仕事でも大事なものということを、世の中に広めてくれたことです。
私は病院の某診療科で医師をサポートする秘書として7年間勤める中で、仕事ができる女になりたい、今の仕事をより良くしていいもの（成果）を出したい、と多い、ビジネス本を読み漁っていた時期があります。
その中で出会ったのが、こちらのベストセラー📖✨
トヨタの改善本や秘書の方が書いた本、当時話題になっていた仕事のレベルを上げるために繋がりそうな本を読んでは、
それらを仕事で実践していました。
特に、トヨタの改善でも整理整頓は必須とされていましたし、
秘書の方の本にも整理整頓は必須かつ基本であると書かれていました。
私が
特に、専門職の人たちのサポート職だったので、その人たちが専門の自分の仕事に集中できるように、環境を整えることはとても重要だと思ったんです。
共用スペースの配置換え、ムダを省いて視える化、自動化は、なかなか達成感がありました。
とはいえ、私の仕事は専門性がないと思われやすく、国家資格もないため、評価基準も曖昧。
雑用が仕事、何ができるの？と聞かれたり言われることもありました。実際、評価の面談もなく、
本で勉強したトヨタの改善や受講した秘書セミナーで生かせる内容をまとめたレポートを書いて、
提出するように言われて提出したのですが、結局そのレポートはどこにあるか分からないと言われる始末でした笑。
でも、
こんまりさんが本を出されて世の中に片づけの大切さが知れ渡って、なんだか私が自分で信じてきたことはおかしくなかったし
実際、こんまりさんは大手企業の営業職として働かれ、あまり大々的には言われていませんが、営業成績で表彰されていたそうです。
片づけで
もちろんトヨタの5sも整理整頓が仕事の成果につながると謳っていますが、
こんまりさんの場合は、女性であること、家仕事が好きなこと、お母さんが家事を楽しそうにしていて好きになったこと、
いいお嫁さんになりたかった（youtubeで言われていました）ことなど、ベースはおうち時間だというところ、
そう言ったお話を聞いて、すごく親近感が湧いたし、勇気をもらったんです。
私の母も専業主婦で家事をしていて、よくお手伝いをしていました。
勉強よりお手伝いが好きで、洗濯物を畳むのも好きだし、料理やお菓子を作るのも好きでよくしていました。
からかわれていたこともあったと思いますが、私のこういうところが周りの人から否定的に言われることが何度かありまして、
こういう自分じゃいけないのかな、と自分を否定することが続いていたんです。
でも、こんまりさんのベースも家事だったこと、
こんまりさんとこんまりメソッドが世の中に知れ渡ったことで、
片づけは、仕事ではなく雑用というイメージが、少し変わったんじゃないかなと思っています。
知らない人もまだまだ多いかもしれないですが、少なくとも私は勇気をもらいました。
私がやっていたことは、ただの雑用じゃなくて、仕事で成果を出すための基本かつ不可欠なこと。
実際に私自身の仕事デスクが変わったことで、ものを探す時間は10秒以内に抑えられたし、
片づいているということだけで、
あの片づいている机で物がなくなることはなさそう、という信頼にも繋がったと思っています。
何より、自分の心が整うから、落ち着いて冷静に判断ができて、かつ心配りをする余裕も生まれる。
残念ながら、片づけたことで何かしら形になる評価はいただけませんでしたが、
当時すごく救われたし、今現在大きな糧になっているので、すごく感謝しています🍀
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