このたび、講師として札幌へ出張へ行ってまいりました。
今回、以前の職場でのご縁から、札幌にある吉田学園医療歯科専門学校で、
こんまりメソッドについてお話しする機会をいただきました。
1日目は、他職種の話を聞いて、学外臨地実習前実習に臨むという名目の講演会で、
2つの学科の学生の方に、お話しをする機会をいただきました。
救急救命士を目指す学生へのお話
午前は、救急救命士を目指す、救急救命医療学科の学生の方へ。
私は文系の大学ですが、病院の秘書として勤めていた当時、この学科の学生の方の受入担当をしており、
そのこと方、今回のご縁につながりました。
「病院実習を実りあるものにするための大切なこと」をお伝えしました。
あえて参加型のセミナーにしようと、考えたりみんなの前で手を挙げて意見を言っていただく回数を多くしました。
なかなか最初は手を挙げられませんでしたが、勇気を出して答えてくれる方がいて、嬉しかったです。
PCDAなど少し難しい内容を話してしまったかな、と思っていましたが、
今回の機会をつないでくださった、学園の先生から、
「今は(内容を)分かっていない子の方が多いと思います。それでいいんです。
自分達がどういうふうに見られているか知れたり、実習に向けてしっかりしなきゃと焦った子も多いと思います。」
とのお言葉をいただきました。
医療事務・秘書を目指す学生へのお話
午後は、医療事務やクラーク(秘書)を目指す課の学生の方へ。
私がそれぞれの仕事を働いた経験を、お話しさせていただきました。
こちらは、自分が身をもって経験したことのお話しだったので、
比較的、準備もしやすかったです。
自身の経験や、それぞれの仕事での役割や違い、いいところと大変なところ、
何より、自分自身を整えることの大切さをお話しさせていただきました。
特に強く伝えたかったのは、
「楽しい」を大切にして、自分の好きなことを知ること
自分がご機嫌でいられる方法を知っておくこと
これができていると、仕事だけじゃなく毎日をいい状態で過ごせます。
当時の自分がこれを知っていたら、もう少し上手に楽しくお仕事できていたなあと、思いながら。
変えられないことや同じことで悩み続けるのは、経験からもやっぱり時間のムダだと思います。
学生の方達に対して共通して伝えたかったことは、こちらの2つ。
・今(時間)を大切にすること
・目標を立ててそれに向けて今できることをすること
私自身が、学生の時に知っておきたかったことを、熱を込めてお話させていただきました。
(当時、ただ聞く耳を持てていなかっただけかもしれませんが)
片づけは学生時代から必要なこと
そして、お話ししながら思ったのが、どちらも結局「片づけ」につながるということ。
頭の中を整理して、自分がどうしたいのか・必要なことを明確にするなど、
自分と向き合うことが、大事な準備なんですよね。
お話ししながら、自分にも言い聞かせていました。
できる限りの準備をして臨みましたが、
このセミナーに関しては、私の話が上手かどうかではさほど重要ではなく、
気づきを得たり、考えるきっかけになったり、何かしらお力になれれば嬉しいなと思います。
自分の経験や伝えたいことをまとめる、という
とてもありがたい機会をいただきました。
この経験を活かして、今後より良い伝え方ができるようになりたいと思います。
こういった機会を取り入れられている学園の姿勢が、とても素晴らしいと思いました。
セミナーや合間に数名の先生方とお話しさせていただき、
本当に、学生のことを想っての教育指導をなさっている
温かい先生方が多くいらっしゃることを感じました。
年々、学生の人数が増えているというのも納得です。
そんな先生方(50名)には、翌日こんまりメソッドのセミナーを開催させていただきました。
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