皆さんは、こんな経験はありませんか?
父の遺品を数年前に整理。あまりの量に最期は、やけになり吟味もせず片づけを勧めてしまう。母が存命なだけに、今だに罪悪感を感じる。どう気持ちを整理するか考えてしまう。
先日、片づけセミナーを受けてくださったAさん(50代男性)から、こんなご相談をいただきました。
まず、物の量が多いとヤケになってしまうのは人として普通の感情、ということを知っていただきたいなと思います。
そして、罪悪感は、お父様とお母様、お二人に感じていらっしゃるとのこと。
この罪悪感を向き合う方法を、お伝えします。
遺品の持ち主に対する罪悪感の手放し方
まず、遺品の持ち主であるお父様に対して。
手紙を書いて、お墓の前で読むという方法があります。
罪悪感を感じていること、お父様への色々な感謝の気持ちなども書いて。
お父様に気持ちを伝えることで、
自分の人生を(罪悪感を抱いて生きてきたことを)取り戻すことにもなります。
「お父様に恥じない人生を生きるためにも、お父様に伝えてみてはどうでしょうか?」
と、ご提案しました。
ご存命のお母様への罪悪感の手放し方
次に、ご存命のお母様に対して。
伺ったところ、お母様はお怒りというよりは、少し悲しそうだったそうです。
そもそも、ご自身ではできない片づけを息子さん(Aさん)がしてくれたので、「怒るに怒れないという感じます」とのこと。
ご存命のお母様とは、今は「勝手に整理してゴメン」というのが言いにくいご関係ではない、とのことでしたので、
ゆっくりお話しするしかないのかなと思います。
お母様も、もしかしたら話したいかもしれないし。
その際、最後にはお父様の思い出話などができるといいなと思います。
そして、お母様にも手紙を書かれるといいと思います。
今までの感謝の気持ちや楽しい思い出など。普段照れて言えない事も伝えていただけきながら🌿
また、お話をじっくり聞いてあげて、お母様との関係を今よりさらに良いものになれば嬉しいです。
お母様に明日何かあって、もう話ができなくなるかもしれない・・・
そうなったら、さらに苦しみながら生きていくことになるので。
看護師歴30年・生前整理のご相談はこの方へ
このアドバイスは、私と同じ片づけコンサルタント仲間で、
看護師歴30年の生前整理のプロである武樋睦美さんに相談して、いただいたアドバイスです。
生前整理について、寄り添いながら分かりやすく教えてくださる、とても頼りになる方☺️
そんな睦美さんのnoteはこちら🔸
ぜひご覧ください♪
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