ここ最近、地震や異常気象が絶えないですよね。
皆さんは、何か災害対策はされていますか?
地震大国と言われている日本。
自然災害は、事前に察知することもできないし、人間の手でコントロールできないものですよね。
家と職場の片づけ、片づけコンサルタントの勉強をしてきて、
そして、ここ数年の自然災害の脅威を感じてきて、
あらためて、今できることで災害や緊急時に備えるべきと感じています。
片づけが、その備え(防災)になる理由を書きました。
ケガの危険を減らす
重くないものでも、ものが落下することでケガをする恐れがありますね。
また、落ちているものや、危ない状態のものがないことで、導線を確保できます。
少しでも早く逃げたり、逃げる時のケガを減らすことにも、つながります。
ちなみに、私が片づけレッスンを行う際には、
「重いものはできるだけ棚の上に置かない」など、防災の視点も入れることを心がけています。
緊急時の準備が短時間でできる
モノの定位置が決まっていれば、短時間で、必要なものを準備することができます。
例えば、家族が急遽入院することになった時。
家が片づいていれば、本人以外でも、必要なものを時間をかけずに用意できます。
もし場所を知らなくても、本人から場所の指示を受けて探すこともできますよね。
片づいていることで、圧倒的に時間を短くすることができます。
これは、私の経験談です。
昨年、私の家族が急遽入院することになり、1番家のことを把握している私が、
指示のもと、入院に必要なものを探し、届けることとなりました。
当時あまり家は片づいていない状態でしたが、
ラッキーなことに、指示されたものを短時間で見つけ出し、届けることができました。
ただ、私以外の家族だったら難しかっただろうな〜と思います。
この時に、あらためて「片づけ」の重要性を感じました。
一人暮らしであっても、同じだと思います。
万が一自分の身に何か起きて、家のものを誰かに持ってきてもらうことになった場合、
家が片づいていて、モノの定位置を把握していると、
自分でも、また誰かに頼む時でも、必要なものをすぐに取り出すことができますよね。
片づいていることは、自分以外の人にとっても良いことなのです。
常備すべきモノのスペースを確保できる
ペットボトルの水などの防災用品。
結構スペースを取りますよね。
使用頻度は低くても(低くあってほしい)、重要度のとても高いもの。
本来は、空間をときめかせるもの以外に、家には常備しておくべき。
「ときめく」には、「役立つ」という意味も含みます。
気持ちを高めたり・好きなものに加えて、
自分を守るために役立つものを準備しておくことで、少しでも安心に繋げることができますね。
ときめくモノに囲まれた生活をイメージする際、「安全」の視点も持つことが大切です。
今できることを考えて行動できるマインドになる
片づいていることで、頭がクリアになることは、防災においても大切なことです。
なぜなら、必要なことに対する感度が強くなり、行動につながるから。
片づけに加えて、「健康でいること」も、とても大事なことだと考えます。
健康でいればできることが、弱くなっていると難しくなったり、できなくなることもありますよね。
他には、「できるだけ携帯は、常に充電しておこう」「お水を買おう」「防災グッズを用意して玄関の近くに置いておこう」と決めました。
もしもの状況になる前に、片づけは、今すぐできる災害対策の1つです。
自分だけでなく、周りの大切な人のためにも、まず「お片づけ」を始めてみませんか?
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